身 毒 丸
先週、norimakiさんに誘っていただき、観てきました。
初心者でも大丈夫!楽しさいっぱい!な新感線の舞台とは対極にある作品でした。
寺山修司作ということもあり、幕開きから、妖しく蠱惑的な世界観の中に一気に観客を連れて行きます。
まず、ここでその世界を受け入れられないと、アウトです。
「家族」には「お父さん」「お母さん」「子供」がそろっていなければならない。
と、繰り返し語られるこの世界の(あるいは「お父さん」の)大原則に則り、お母さんを亡くしている身毒のお父さんは新しいお母さんを「買い」ます。
けれど身毒は「買われてきたお母さん」を「お母さん」と認めることができず…
「買われてきたお母さん」の撫子は家族の中に居場所を見いだせず、ついに身毒に手をあげてしまい…
というこの世界の中で繰り広げられる義母と身毒の愛憎の物語が理解不能、気持ち悪くてしょうがないのではないかと思います。
私自身、まったくもって理解はできていませんが、独特の世界観に酔いしれ、あっというまの時間でした。
私の理解度で、一言でいうなら…
耽美版「可愛さ余って憎さ百倍」
観る人を選ぶ舞台であるな、と思いますが、私は、私なりに楽しめました。
のりたまに感謝!!
追記
舞台自体も楽しかったけれど、その後のごはん&お喋りがさらに楽しかったという。